中日ドラゴンズの前半戦をデータで振り返る!

 

 

ロ野球界は前半戦が終了。

私が応援する中日ドラゴンズは5位で折り返しました。

いいニュースも悪いニュースもあった前半戦でしたねえ。

 

セリーグは巨人が独走状態で、5位から2位までのゲーム差はわずか2.0。

今からでも十分、Aクラス・CS出場が目指せる位置にいます。

 

そんな状況の中で、後半戦の注目選手は誰なのか?

前半戦のデータを振り返りながら話を進めていきましょう。

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野手編

打撃陣の嬉しいニュースといえば、やはり高橋周平選手の覚醒

前半戦を打率3割2分の首位打者として折り返し、プロ入り8年目にしてようやく秘めたるポテンシャルが開花しつつあります。

 

一方でチーム成績はというと、打率はリーグで2位と健闘するも得点数は最下位。

得点圏打率が~」とかオカルティックな話は気にせず原因を探っていくと、チーム打率の良さに反してチームOPS(長打率+出塁率)の低さが目立ちました。実は昨年よりも低いんですよね。

 

・今年:0.690

・昨年:0.705

 

それではなぜOPSが低いのでしょう?

大きな原因はホームランの少なさです。

 

前半戦のホームラン数は46本、トップの巨人の107本と比べても半分以下という少なさです。更に言うと、巨人の中心打者の坂本選手(25本)、丸選手(16本)、岡本選手(15本)の3人のホームラン数だけで中日のチームホームラン数を越えてしまうという。。

他チームとの比較だけでなく、昨年の中日の1試合当たりのホームラン数と比較しても減少傾向がある事がわかりました。

 

・今年:0.575本

・昨年:0.678本

 

いやいや、ナゴヤドームは広いし仕方ないじゃん、なんて声もあろうかと思いますが、被本塁打数はリーグワースト2位タイの84本。

投手が悪いという見方もできますが、その一方で「ただただ中日の打者がホームランを打てていない」とも捉えられます。

 

中日の打者が他チームに劣っているデータは他にも。四球の数がセリーグワーストの191個。最多のヤクルトは361個と倍近くの差をつけられています。セリーグの個人四球数10傑の中に中日の選手が1人も入っていないのも非常に寂しいところです。

四球の数については色々な捉え方ができますが、「長打を打たれるくらいなら四球でも」と考えさせられる打者が少ないという事ではないでしょうか。

つまり「四球が少ない≒怖い打者が少ない」。

 

長打が期待できる打者の少ない中日打線ですが、後半戦は誰に注目すれば良いでしょうか?

 

後半戦の注目選手

平田良介選手

ふくらはぎの肉離れの影響で1ヶ月近く戦線を離脱、前半は51試合の出場に留まりました。しかし平田選手が出場していた試合はなんと25勝26敗とほぼ5割、その影響力を窺い知る事ができます。

ホームラン5本は物足りないものの、OPSは0.847と中日の選手の中ではトップクラス。

健康を維持することができれば打線の大きな要になる事は間違いありません。

通算100本塁打までもあと2本と迫っており、記録の達成を浮上のキッカケとして欲しいものです。

 

堂上直倫

高校時代はスラッガーとして名を馳せたものの、プロ入り後はめっきり守備の人のイメージがついてしまった堂上選手。しかし今シーズンは長打力が急激に上昇しています。

出場機会は少ないながらも7本のホームランを放ち、純粋な長打力を評価する指標であるIsoP(長打率-打率)の数値は、規定未到達ながらセリーグトップクラスの0.257、これは広島の鈴木誠也選手とほぼ同じ値になります。

二遊間は京田選手や阿部選手などライバルもいますが、持ち前の守備力と進化した打撃力をアピールしてレギュラー争いに割って入って欲しいですね。

 

投手編

かつては投手王国として恐れられた中日でしたが、近年は逆に投手力がウィークポイントとなってしまっていました。

しかし昨年はリーグワーストだった防御率が、今年は改善の兆しが見えています。

 

・去年:4.36

・今年:3.75

 

とはいえセリーグ全体で見るとワースト2位、決して褒められたものではありません。

 

先発では柳投手がハーラートップタイの活躍を見せるも、枚数的にはまだまだ足りておらず、救援陣は開幕から守護神を任されていた鈴木博志投手が精彩を欠き登録抹消。後半戦に向けて不安が残っています。

 

巻き返しを図る中日のキーマンになるのは誰なのでしょうか?

 

後半戦の注目選手

①福敬登投手

守護神やセットアッパーとして活躍したマルティネス投手が、キューバ代表に招集されるためチームから一時離脱。後半戦のリリーフ陣に大きな打撃になる事は間違いありません。

そこで期待したいのがサウスポー(他意はありませんよ!!)の福投手。前半戦は19試合に登板して防御率は1.23、WHIP(1イニングに何人のランナーを出すか)は0.91、K/BB(三振/四死球)は5.75と中継ぎとして非常に優秀な成績を残しています。

プロ入り後、左肩の治療のために一度は育成落ちした苦労人が、中日リリーフ陣の柱になる日は近いかもしれません。

 

松坂大輔投手

言わずと知れた平成の怪物が後半戦に帰ってきます。

ファームでここまで4試合に先発登板して3勝1敗の防御率2.00。完全復活に向けて着々と段階を踏んできました。

前半戦の中日先発陣は、柳投手・大野投手・ロメロ投手が安定感を見せるも、その次に真っ先に名前を挙げられるような投手が不在です。松坂投手が4人目に名乗りを上げられるか否かが、先発陣の厚みを左右すると言っても過言ではありません。

平成の怪物の1軍での令和初登板は7/16、日本中が注目する試合がすぐそこに迫っています。

 

さいごに

ここまで、野手・投手の両方から前半戦の中日ドラゴンズを振り返ってきました。

 

名前を挙げませんでしたが他にも期待している選手はたくさんおりまして、、

敢えて1人名前を挙げるとするならば、石川翔投手が気になっています。

 

2017年にドラフト2位で指名された石川投手は、綺麗な投球フォーム・しなやかな腕の振りから繰り出される150キロ近い速球と切れのある変化球で、将来のエース候補と何度も名前が挙がっているのですが、ケガで思うような成績が残せていません。

今季はシーズン開始前に右肘手術で戦線離脱、ようやく2軍で1試合で先発。4回7失点ながらも6三振を奪い、ポテンシャルの一端を見せ付けました。今季中の1軍登板は難しいかもしれませんが、ケガをしっかり治して来シーズンには先発ローテーションに入ってこられるよう頑張って欲しいです。

 

そんなこんなで後半戦もしっかり中日ドラゴンズを応援していきましょう!

 

お前あなたがやらなきゃ誰がやる!!

がんばれドラゴンズ!!

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