さて、前回に引き続き2018年の個人的ベストバウトの紹介です!
実は当初、10位から1位を1つの記事で紹介しようと思っていたのですが、ボリューム的に2回に分けた方が良さそうだったので、今回のような形になっています。
まあそんな裏話はさておき、5位から1位をどんどん紹介していきますよ〜!
第5位 王者たちの華麗なる共演
3.6 大田区体育館 旗揚げ記念日
オカダvsオスプレイ
出典:新日本プロレスHP
当時IWGP王者だったオカダが、同ジュニア王者のオスプレイを指名する形で決まった旗揚げ記念日のメインイベント。大技が飛び交う試合になるかと思いきや、序盤はクラシカルなレスリングを披露し、レスラーとしてのポテンシャルの高さを見せ付けます。中盤からは一進一退の攻防、お互いのフィニッシャーを切り返して主導権は譲りません。しかし最後はオカダが貫禄を見せ、レインメーカーでオスプレイを沈めて見事勝利。カネの雨を降らせ続ける事を高らかに宣言しました。
当時のチャンピオンであった2人が、翌年のイッテンヨンを無冠で迎え、更には両者とも当時巻いていたベルトとは別路線での戦いを見せることとなるとは、時の流れとは不思議なものです。結局ヘビー級に転向したオスプレイですが、オカダとこれだけの試合をしたのですから、全く心配はいりませんね。
第4位 2018年最後のプレゼント
12.15 後楽園ホール Road to TOKYO DOME
ゴールデン☆ラヴァーズvs棚橋オスプレイ
出典:新日本プロレスHP
一番最近の試合なので、もはや説明は不要かもしれません。イッテンヨンのメイン&第1試合の前哨戦となったこの試合は、東京ドームでの本番が心配になるほどの圧倒的なパフォーマンスを私たちに見せ付けました。躍動する4人の攻防は、新日本プロレスファンにとって2018年最後にして最大のプレゼントとなった事でしょう。
そんなこの試合をユーチューブで公開してしまうという太っ腹ぶりには驚きましたが、飯伏とオスプレイの絡みがSNSでバズったのを利用した良い作戦ですよね。これを機に、プロレスに興味を持って頂ける方が1人でも増えれば嬉しい限りです。
SNSで話題になったあの衝撃の試合を特別無料配信!!
— njpwworld (@njpwworld) 2018年12月25日
Road to TOKYO DOME(2018年12月15日 )第7試合 @tanahashi1_100 & @WillOspreay vs. @KennyOmegamanX & @ibushi_kota !!#NJPWWorld で視聴無料!▶︎https://t.co/SiGV1JdJ9n#njpw #njwk13 pic.twitter.com/gCJzGcL6uf
第3位 メイドインジャパンの意地
8.4 大阪 G1クライマックス公式戦
ケニーvs石井
出典:新日本プロレスHP
2018年のベストバウトと聞いて、多くの人が思い浮かべるであろうこの試合についても語らなければいけません。
6.9ドミニオンでオカダとの死闘を制して新IWGP王者となったケニーは、勢いそのままにG1でも開幕から破竹の6連勝。そんな"メイドインカナダ"のベストバウトマシーンの前に立ちはだかったのは、"メイドインジャパン"のベストバウトマシーンでした。
容赦ないケニーの攻撃を、全て受け止める石井。連続で放たれるVトリガーをもろともせず、得意の垂直落下式ブレーンバスターでケニーを葬った石井は、私たちに"小さくて頑丈"なメイドインジャパンの意地を見せ付けてくれました。
2018年のG1での石井の試合は、どれもベストバウトと言っても良いほど素晴らしいものばかりでしたよね。G1で最も株を上げたレスラーかもしれません。
第2位 "俺たちの"スーパージュニアだ!
6.4 後楽園ホール BEST OF THE SUPER Jr. 公式戦
ヒロムvs石森
出典:新日本プロレスHP
"ジュニアの象徴"獣神サンダー・ライガーがBEST OF THE SUPER Jr.から卒業し、次の象徴を決めるための大会だったとも言える今年のBEST OF THE SUPER Jr.。決勝で相見えるのは、優勝候補の高橋ヒロムと、ノアから電撃移籍を果たし"リボーン"した石森太二。
この試合のハイライトといったらなんと言ってもヒロムの階段落ち!現代の池田屋事件とも言うべき衝撃的なシーンでした。
ヒロムはこの大会での活躍の後にIWGPジュニアのベルトを奪取しますが、ドラゴンリーとの試合中に無念の負傷。一日でも早く、1000%の回復を果たした姿でファンの前に姿を現して欲しいですね。
一方で石森は、着実にステップを踏みイッテンヨンではKUSHIDAの持つIWGPジュニアのベルトに挑戦します。鷹木にしろ石森にしろ、移籍初年でイッテンヨンのタイトルマッチが組まれているところを見る限り、レスラーの引き抜きにはかなりの好条件が必要なようですね。まあ2人とも非常に面白い試合を見せてくれているので納得ではあります。
第1位 裏切りの果て
12.14 後楽園ホール Road to TOKYO DOME
オカダvs外道
出典:新日本プロレスHP
栄えある第1位に輝いたのは、オカダvs外道のシングルマッチ!まあ1位に選出したのには現地で観戦したという超個人的な理由もありますが、それを差し引いても2018年を代表する試合だったのではないでしょうか。
試合の見所はありすぎるので箇条書きで。。
・「今朝、事故に遭いまして。。」と、しゃあしゃあと嘘をつく外道
・ガウンを着て颯爽と登場するオカダ
・伝家の宝刀・外道クラッチ
・ジェイの乱入
・決別のレインメーカー
現地観戦の後に何度も観かえしていますが、本当に最高の試合でした。1試合数十分の中で、壮大なストーリーを見せられたような気分になります。
オカダと外道の関係性は、恐らく皆さんの方がご存知でしょう。オカダの凱旋帰国から今年に至るまでの2人の歩みは言うまでもありません。その2人のストーリーの完結編とも言うべきこの試合は、外道と決別したオカダの新たな一歩を象徴するようなものでもありました。
まとめ
2回にわたりお送りしてきた2018年ベストバウト、如何でしたでしょうか。選出にあたり、泣く泣く取り上げる事のできなかった試合もいくつもありましたが、私個人としては結構納得のベスト10だったと思います。
私が網羅できていない試合も多々ありそうなので、皆さんのベストバウトも教えてください!
ご覧頂き有難う御座いました。
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