こんにちは！アヴァランです！！
当ブログでは最近野球についても取り上げるようになったのですが、どうやら私が応援する球団が世間を騒がせているようなので、その事について記事にしたいと思います。
その「私が応援する球団」というのは中日ドラゴンズ、思えばファン歴20年目になりました。
私がプロ野球を観始めた1999年というのは、思い返せばプロ野球の歴史の中でも節目になるような年で、セリーグでは上原投手、パリーグでは松坂投手という歴史的名投手が新人王に輝き、更には両名とも流行語大賞を獲得するという快挙を成し遂げました。
そんな中、中日ドラゴンズは見事セリーグを制覇、日本シリーズでは惜しくも敗退しましたが、ドラゴンズの選手たちの勇姿と、ダイエー秋山選手のジャンピングキャッチは、今も私の脳裏に焼きついています。
ちなみに私が当時のドラゴンズで一番好きだったのが、レオ・ゴメス選手。独特な構えから繰り出される破壊力抜群の長打に加えて、打った後ちょこちょことステップを踏む愛らしい仕草に、当時小学2年生だった私は虜になってしまいました。もちろん応援歌も覚え「メジャーだゴメス、ビューティフールホームラン♪」と歌っていた私が、実はゴメスはメジャーでは毎年ホームラン15本前後の中距離打者だったという事を知るのはずっと後の話です。
まあこんな話をしていると先に進まなくなるので本題に移らせて頂きましょう。
世間を騒がせているというのが、コレ。
ご存知でない方のために簡単にまとめると。。。
・中日の応援歌「サウスポー」の演奏が、球団側の要請で今季終了まで自粛
・替え歌の歌詞の「お前」というフレーズが選手に対して失礼
・子どもも観戦する中で、選手を“お前”と呼ぶのはいかがなものか、という旨の意見あり(一部では与田監督からの指摘という報道あり)
ネット上では早速、賛否両論(むしろほとんど否)が巻き起こっております。
まだ情報が出揃っていない段階で何とも言えない部分もあるのですが、色々思う事があったので私の見解を述べさせて下さい。
まずは「お前」という言葉が適切か否かは置いておいて、今回の中日の対応に焦点をあてて話を進めます。
もし応援歌の中に子供にとって不適切な表現があったとして、それを変えようと思ったとしましょう。
本気で子供たちを不適切表現から遠ざけようとするのであれば、全12球団で課題を解決しなければいけないので、球界全体に問題提起をするべきです。それも監督からの要望であれば尚更。
何故なら、球場では他球団の応援も耳に入りますし、来週行われるオールスターゲームでは同じリーグの他球団の応援も取り入れられます。そもそも1球団で解決しようとするのは無理なのです。
問題提起のタイミングとしては、シーズンオフが良いでしょう。ただでさえ忙しいシーズン中に検討するというのはナンセンス、応援団との調整も必要な事から、良い結果にならないというのは目に見えています。
そして、その問題提起についてコンセンサスが12球団で得られたのなら、不適切な表現の洗い出しを行い、「〇〇、△△という表現は使わないように！」と球界全体として応援団側に通達、応援歌の再考をお願いするという流れになると思います。
上記のような対応をしていないのであれば、「不適切表現排除」の効果はほとんどないに等しいように思われます。つまり、今回の中日の対応は非常に中途半端なのです。
また、中日1球団だけで「不適切表現排除」に本気で取り組んでいるかといえば、どうやらそうではなさそうです。ちなみに中日の応援歌の中にはこんなモノもあります。
このスタンド狂喜乱舞する 一打を放て
敵を砕く一打を
Oh Oh Oh 我らと共に (選手名)!
歓喜への道 (選手名)!
進め 勝ち取るんだ Oh
燃え上がれ ぶちかませ
強き竜の力見せろ
燃えろ! 燃えろ!
(相手チーム)倒せドラゴンズ
これは個人的な印象になるのですが、このチャンテで使われている「倒せ」という表現の方が、子供に対しては教育上よろしくないと思います。
自チームを鼓舞する中での「お前」という表現に対して、「倒せ」というのは相手チームも巻き込んでおり、より悪意を感じられます。
なぜ「お前」はNGなのに「倒せ」はOKなのか、中日側の判断には疑問しかありません。
ここまでで述べた私の意見は以下の通りです。
・不適切な表現を子供にさせたくないのであれば、今回の中日の対応は非常に中途半端
・何が適切で何が不適切か、判断が曖昧
このようにチグハグでチープな対応から、今回の件については「お前」という言葉が不適切という指摘ではなく、サウスポーを自粛せざるを得ない他の理由があったのではないかと考えています。
いや、むしろそう思いたいです。
皆さんは今回の騒動についてどのようにお考えでしょうか？
ご意見いただけますと幸いです。
ご覧頂有難う御座いました。
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