私が毎月、密かに楽しみにしているコンテンツがあります。
タグチジャパンプレゼンツ!月刊69
第69代のIWGPジュニア王者である田口監督が、独自の視点から、時には下ネタを交えつつ(むしろほぼ下ネタ)、新日本プロレスについて690秒語りつくすトークバラエティーです。
いかにもクセが強そうな内容ですが、田口監督のトーク力で、気づいたら690秒経ってしまっているんですよね、本当に不思議な動画です。。
そんな「タグチジャパンプレゼンツ!月刊69」ですが、先日公開された今月号で、ケニーと棚橋の「イデオロギー闘争」について、田口監督がレスラーならではの視点で語っていました。その内容が、私の中で非常にしっくりきたので、記事にさせて頂きます。
注)場所は例のプールです。
プロレスの流儀
かつてケニーともシングルマッチを戦った事のある田口監督、「ケニーのプロレスの印象は?」という質問に対して、まずはこのように語っています。
新日本プロレスで若手の頃から教えられるのは、やっぱり最後の決め技にもって行くのにどういう試合を組み立てていくのかをよく考えて試合をしろと。一つの試合の中に「物語」があるわけですよ。
出典:タグチジャパンプレゼンツ!月刊69#10
な、な、なるほど…!
この言葉を聞いた時、私の目から鱗が滝のように落ちてきました。
たしかにプロレスにおいて重要なのは「物語」。
「ああ、膝はやめて!膝は!!」「もう頭から落とすのはアカン!」なんてハラハラしながら観ていた背景には、レスラーの緻密な試合構成があるんですよね。
何となくわかってはいたのですが、改めて田口監督の言葉を聞いて、腑に落ちた自分がいました。
棚橋とケニーのイデオロギー
そして、棚橋とケニーのプロレスについて非常にわかりやすく解説して頂いています。
棚橋のプロレス=コース料理(物語が見える)
ケニーのプロレス=大技連発(物語が見えない)
た、たしかに…!
そして田口監督は、棚橋が発した「品のないプロレス」という言葉も、「物語が見えないプロレスということではないか?」と分析されておりました。
さすが、ギンバエマスク、ゴキブリマスクが言葉足らずなのをしっかりフォローしている!
初心者でもわかりやすい解説、田口監督に感謝感謝です。。
まとめ
「イデオロギー闘争」について何となくわかったつもりでいた方は、この動画のおかげで理解が深まったのではないでしょうか。(え、わたしだけ…?)
最近はドリームタッグで話題は持ちきりですが、そろそろイッテンヨンも近い事ですし、メインイベントも気にしなければいけませんよね。
今のところドリームタッグは○○しているようですが、本番はイッテンヨンですので焦らず焦らず。。
余談ですが、今年の紅白歌合戦は第69回。
道標明さんもどこかで登場するとかしないとか。。
ご覧頂き有難う御座いました。
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