12.9岩手大会で予想外の事件が起こった事は、皆さんもご存知の事と思います。
試合後にファレから攻撃を受ける矢野を、真壁が救出…!
なんと矢野のピンチを、放送席の真壁が救出!!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年12月9日
いったい何が起きたのか?
☆12.9岩手大会を新日本プロレスのスマホサイトで詳報アップ!https://t.co/UOmfOVggCz #njpw #njwtl pic.twitter.com/lKhtNthmCz
更には12.14後楽園ホールでの試合で、矢野と真壁が同じコーナーに立つ事となりました。
【12月14日(金)後楽園ホール大会の全カード決定!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年12月10日
今度は、棚橋&オスプレイ&真壁&矢野が“越境”カルテットを結成!
メインで、ケニー&飯伏&高橋&オーエンズと8人タッグで激突!https://t.co/cOvX9qLfvU#njwk13 #njpw pic.twitter.com/aW5K9BDGNE
新日本プロレスを長く観ている方からすれば、この2人の浅からぬ因縁については既にご存知かと思いますが、私のような新参者にとってはあまりピンとこないところもあります。
なので今回は、矢野と真壁が組んで極悪非道の限りを尽くしていたというGBHというユニットを振り返りつつ、タッグ再結成について妄想していきたいと思います。
GBHってなんだっけ?
私の中ではGBH=真壁&本間のタッグというイメージだったのですが、元を辿ればヒールユニットだったのですね。
2006年に天山・真壁・越中の3人で結成され、その後に矢野・石井が加入しました。越中の離脱や天山の追放、更には飯塚、邪道外道の加入などメンバーを入れ替えつつ、ヒール軍団として新日マットだけではなく他団体にも参戦して極悪非道の限りを尽くしていたようです。
GBHの中で、真壁と矢野は2008年のイッテンヨンでIWGPタッグ王座を奪取、中心メンバーとして活躍しました。
そんな中、事件は突然起こります。2009年4月5日、真壁vs中邑のシングルマッチの途中で矢野が真壁を椅子で殴打。後に矢野は旧GBHメンバー及び中邑とCHAOSを結成しGBHに残った真壁本間と抗争を繰り広げる事となるのでした。
ここまでがざっと振り返りです。間違いなどありましたら、申し訳御座いません。。
矢野の裏切りの辺りのストーリーがよくわかっていないのですが、真壁vs中邑戦を新日本プロレスワールドで観たところ、実況席のざわつきが結構なものだったので、当時は相当な衝撃だったと窺い知る事ができました。
参考までにCHAOSを結成した後の矢野のインタビューを貼りますが、かなり真壁をこき下ろしていますね。。
https://njpwworld.com/p/s_series_00293_1_09
このようにして真壁と矢野の浅からぬ因縁はスタートしたのですが、10年弱の時を経て、今また2人は同じコーナーに立とうとしているのです。それは運命のいたずらなのか果たして。。。
タッグ結成の意図は?
本隊&CHAOSの越境タッグは前シリーズの棚橋・オカダのドリームタッグからスタート。結果は私の妄想通りでしたが。。。
このドリームタッグ結成の意図が、バレットクラブの格上げなのか、CHAOSと本隊の合体の予兆なのかはこの前シリーズではわかりませんでしたが、Road to TOKYO DOMEシリーズでも越境タッグが結成となると、後者の意図が強まったように感じています。特に今回は相手がバレットクラブではなくThe Eliteですしね。
それではCHAOSと本隊が合体した時、矢野と真壁はGBHを再結成するのか。。
GBH再結成の可能性を探る
私としては、GBHが再結成される可能性は低いと思っています。少なくとも極悪ヒール軍団としてのGBHはもう観られないでしょう。その一番の理由は、真壁自身にあると思います。
真壁は最近のバラエティ出演のおかげで、新日本プロレスのレスラーの中で知名度ナンバーワンになったと言っても過言ではありません。お茶の間からのイメージは「暴走キングコング」ではなく「スイーツ真壁」、「見た目は怖いけど中身は面白いプロレスラー」という印象が定着しているのではないでしょうか。
そんな真壁が極悪ヒールに戻る事ができるのか、答えは否。
そんな事をすればタレント真壁のキャラクターも大きく変える必要が出てきてしまいます。
真壁自身も今まで築いてきたタレントとしての地位を手放す事はできないと思いますし、会社としても真壁を通じてお茶の間の方々に新日本プロレスの事をもっと知ってほしいと思っているはずです。
矢野のキャリア
では矢野の方はどうでしょうか、GBH時代の怖い矢野に戻る事が出来るのか。
私の観戦歴が短いからなのかもしれませんが、個人的には怖い矢野はあまり想像できませんし、矢野自身もそれを望んでいないような気がします。
矢野にはプロレスラー以外にも、バーを経営する実業家としての一面やDVDのプロデューサー、更には著書も出版するという多岐に渡る活躍を見せています。このように、新日本プロレスで唯一無二のポジションを確立している矢野にとってヒールターンはリスクしか伴いません。
改めて以下のインタビューを読んだのですが、矢野は本当に頭が良いです。バーを開店させた2012年は、プロレスラーとしても飯塚とIWGPタッグ王座を奪取しているようにまだまだ一線で活躍していました。その時点で引退後のキャリアまで考えているとは恐れ入ります。(あと写真の表情から良い人感が溢れ出てしまっている)
今年の矢野は結局タイトル戦線にほとんど絡む事が出来ませんでした。今年で40歳、レスラーとして一線を退きつつある今、頭の良い矢野は次のステップの事を既に考えているはずです。
その一つとして考えられるのが、タレント活動…!
今年もオカダ・外道と共にバラエティに出演していましたが、安定したトークが好印象でした。タレントとして活躍できる頭の良さも持ち合わせていると思います。
そう考えると、本隊合流は矢野にとって好都合。
本格的にタレントとして売り出すとすれば、まずは真壁のバーターとして経験を積み、お茶の間に認知されたら独り立ちというようなキャリアを思い描いているのかもしれません。
本隊とCHAOSの合流には、会社側のメディア戦略も見据えた意図があるのでは?
というのが私の妄想で御座います。。
まとめ
新日本プロレスは2020年の一部上場を目指していると聞きます。そこで重要なのはコンプライアンス、レスラーの健康やセカンドキャリアを気にしないようなブラック企業はステークホルダーから支持をされないでしょう。
まあ難しい事は抜きにして、レスラーが安心して働けるような団体運営を目指して欲しいですね。
なんというか、芸能関係と絡めるとゴシップ誌みたいな感じになりますね。笑
そして謎の上から目線で語ってしまったので、不快に思われた方は申し訳御座いません。。
お知らせ①
以前の記事でもお伝えしましたが、アンケートを作成致しました。
良かったら回答をお願いします!
お知らせ②
12.14の後楽園大会の観戦に行って参ります!
私の安〜いコンデジで撮った写真をアップする予定ですので、お楽しみに…!
ご覧頂き有難う御座いました。
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